パナソニックのBistroシリーズの中で、スチームオーブンの人気モデルがNE-BS607とNE-BS657です。
皆様の中には、
- NE-BS607とNE-BS657の違いって何?
- NE-BS607とNE-BS657の口コミ・レビューを知りたい!
- 私にはNE-BS607とNE-BS657のどっちがおすすめなの?
といった疑問や悩みを抱えている方はいらっしゃるはず。
そこでこの記事では、パナソニックのNE-BS607とNE-BS657のスペックや価格とコスパを徹底比較し、口コミ・レビューを交えながらどっちがおすすめのモデルかも解説します。
パナソニックのホームベーカリー「Bistro」とは?

パナソニックの「Bistro(ビストロ)」は、調理家電シリーズの中でもおいしさの追求を最優先に設計された商品です。
ビストロシリーズは「TASTE QUALITY・TECHNOLOGY・DESIGN」という3つの要素を核に開発されています。まず味を追求する姿勢が徹底しており、生食パンのように繊細な仕上がりが求められるメニューにも強いのが魅力です。さらに、独自の「3D匠ねり」や、室温と庫内温度を同時に判断する「Wセンシング発酵」など、調理科学に基づいたテクノロジーが搭載され、季節を問わず安定した焼き上がりを実現します。
また、使いやすさと見た目の美しさにもこだわっており、キッチンに自然と馴染む洗練されたデザイン性も評価されています。パンづくり初心者でも扱いやすく、熟練者はマニュアル機能でこだわりの生地を追求できるため、極めて高い人気を誇ります。毎日の食卓をより豊かにしたい方や、手軽に本格パンを楽しみたい方にぴったりなのがビストロです。
パナソニックのNE-BS607とNE-BS657の主な仕様と違い
パナソニックのNE-BS607とNE-BS657の主な仕様と違いについて以下の表にまとめました。
| 型番 | NE-BS607 | NE-BS657 |
| 価格 | ¥48,950 | ¥25,800 |
| 総庫内容量 | 26L | 26L |
| 庫内形状 | フラット | フラット |
| 開き方 | たて開き | たて開き |
| 操作部 | ホワイトバックライト液晶 | カラータッチ |
| タイプ | スチームオーブンレンジ | スチームオーブンレンジ |
| 電源 | 100V・50Hz/60Hz | 100V・50Hz/60Hz |
| センサー | スイングサーチ赤外線センサー | スイングサーチ赤外線センサー |
| 消費電力(レンジ) | 1.42kW | 1.42kW |
| 最高出力 | 1000W | 1000W |
| 最高出力継続時間 | 約3分 | 約3分 |
| 加熱方式(グリル) | 遠赤Wヒーター | 遠赤Wヒーター |
| 両面グリル | 〇 | 〇 |
| 消費電力(グリル) | 1.22kW | 1.22kW |
| ヒーター出力(グリル) | 1.20kW | 1.20kW |
| 加熱方式(オーブン) | 上下ヒーターオーブン | 上下ヒーターオーブン |
| オーブン段数 | 1段 | 1段 |
| 消費電力(オーブン) | 1.22kW | 1.22kW |
| ヒーター出力(オーブン) | 1.20kW | 1.20kW |
| 温度調節範囲(オーブン) | 80~250℃ | 80~250℃ |
| スチーム出力 | 650W | 1000W(650W+350W) |
| 取説掲載レシピ数 | 103 | 191 |
| 自動メニュー数 | 62 | 166 |
| 庫内灯 | LED | LED |
| 自動お手入れコース | ○(庫内/脱臭/洗浄・水抜き/クエン酸洗浄) | ○(庫内/天井(オートクリーン加工)・脱臭/洗浄・水抜き/クエン酸洗浄) |
| 質量 | 15.3kg | 15.5kg |
ここでは具体的に以下の5点について解説します。
- 価格の違い
- 操作部の違い
- スチーム出力の違い
- 取説掲載レシピ・自動メニュー数の違い
- 質量の違い
価格の違い
NE-BS607とNE-BS657はどちらも生産終了品のため、ネット通販で購入が可能です。Amazonの最安値ではNE-BS607は¥48,950、NE-BS657は¥25,800のため、NE-BS657の方が約23,000円安く手に入ります。
大手メーカーのスチームオーブンは、多機能な反面、価格の相場が高額になりがちなため、機能面やサイズ感にほとんど差がない中、およそ倍のコスト差がある点を考慮してNE-BS657を選ぶ方も多いでしょう。
操作部の違い
NE-BS607とNE-BS657の特徴的な違いの一つとして、液晶の使用があります。NE-BS607はホワイトバックライト液晶で、NE-BS657の液晶はカラータッチです。
ホワイトバックライト液晶の特徴
NE-BS607に実装されているホワイトバックライト液晶の特徴は下記の通りです。
- 視認性の高さ: 背景が白いため、文字やアイコンがくっきり見え、暗いキッチンでも操作がしやすいです。
- 高級感: 従来の電子レンジの液晶とは異なる、スマートで洗練されたデザインを提供します。
カラータッチの特徴
NE-BS657に実装されているホワイトバックライト液晶の特徴は下記の通りです。
- 時短効果:料理本を見ずに材料やレシピが画面に表示され、スムーズに調理できる。
- 自炊が多い家庭にオススメ:「毎日使い」「料理集」「手動」の3画面で直感的に操作可能。
キッチンの高級感を演出したい方はNE-BS607、普段使いで料理について考える時間を節約したい方はNE-BS657を選ぶと良いでしょう。
スチーム出力の違い
NE-BS607とNE-BS657は、基本機能は似ていますが、NE-BS657の方が高機能・高性能で、特にスチーム出力の幅があることで、調理できる「蒸し料理」のラインナップが広くなっています。
取説掲載レシピ・自動メニュー数の違い
レシピ数はNE-BS607が103、NE-BS657が191、自動メニュー数ではNE-BS607が62、NE-BS607が166と大きな差があります。
NE-BS657は、最新の食材傾向や冷凍食品対応メニューが多く、忙しい家庭や料理初心者にも扱いやすい仕様です。自動調理に頼りたい方、自炊を時短したい方ほどNE-BS657がおすすめになります。
質量の違い
質量はNE-BS607が15.3kg、NE-BS657が15.5kgで、機種のサイズ感はほとんど同じですがNE-657の方がわずかに重いです。
NE-BS607とNE-BS657の口コミ・レビュー
NE-BS607とNE-BS657の口コミ・レビューとして以下の2点の順で解説します。
- NE-BS607の口コミ・レビュー
- NE-BS657の口コミ・レビュー
NE-BS607の口コミ・レビュー
NE-BS607はAmazonにて150件の口コミ・レビューがあり、星3.9の高評価を獲得しています。
口コミ①:使いやすい優秀なレンジと思いました
イロイロな事が出来!料理の楽しみが増えました。主人も息子も料理入門。
特に、スチーム解凍に感激。
(今までのレンジが20年も壊れなかったから、そう思うのかも?しれませんが…)
刺身も肉も、素早く、そして、ちょうど良く解凍されます。
お掃除も大変楽です。
買い替えて良かったです。口コミ②:トースターいりません
パンを良く食べるのですが、トーストを途中で裏返さなくても両面こんがり焼けます。調理パンも、ぺちゃんこにならずふっくら温まります。トースター兼用なので、狭いキッチンの省スペースにもなりました。
口コミ③:使いやすく電気代の節約にもなる。
大きさもコンパクトで、とても使いやすい電子レンジです。電気代の表示が出せるのもいいですね。
引用元:Amazon
NE-BS607はAmazonで150件ものレビューが寄せられており、口コミでは、サイズのコンパクトさ、スチーム機能を高く評価する声が寄せられています。価格差はありますが、機能性・時短性を求めるならおすすめはNE-BS607です。
NE-BS657の口コミ・レビュー
NE-BS657はAmazonにて189件の口コミ・レビューがあり、星4.3の高評価を獲得しています。
口コミ①:最高です!
ずっと欲しかったビストロ。この型はもうお店にはなく、値段も安く買えました。
使い心地は、本当になんでも美味しく出来上がります!タッチパネルも見やすくて、選びやすいです。
トースターは置きたくなかったので、オーブンレンジ探してましたが、さすがビストロ。外かり中ふわでパンが食べれます!!
とんかつもカリッとジューシーに焼けて感動しました。口コミ②:焼きムラが無く、扱いやすいオーブンです
タッチパネルは使い勝手が良いです♪スチームも旧ヘルシオ経験者としては、タンクの容量が大きいのでいちいち給水する必要も無く、ストレスフリーで使用出来ます。何よりメニュー表示がスマートで、表面に書いて無いのが良いです♪
口コミ③:タッチパネルが使いやすい
25年以上使用していたレンジ(Panasonic)のスタートボタンの反応が悪くなり、買い換えしました。
引用元:Amazon
初めからPanasonicのビストロ一択で、値下がりを待ち、購入しました。
かなり古いレンジからの更新で、以前のものとは比べものにならないほどの進化!
回転テーブルはないし、自動お手入れ機能までついていて、料理集まである。
タッチパネルは見やすく、以前のような指への圧もいらない。スマホのような操作が楽です。
ただ、以前のような自動のボタンがなく、全て自分で設定する。
その分、加熱や解凍の失敗が少ないのだろうけど、以前の機種に慣れていて、目安がわかっていたのでまた一から覚えるのが、今は面倒な状態です。
どのくらいの時間でどれくらいになるのかの目安が説明書についてますが、これを覚えるまでまた時間がかかりそうです。
説明書は料理レシピ集と一体になっているので、何か作るときに説明書が見られるのは優れものだと思います。説明書兼レシピ集の厚みは5mmほど。しまい込むことはなさそうです。
NE-BS657の口コミを見ると、操作性の高さ、豊富なレシピにより機能を体感できるチャンスが多いという点が魅力と思えます。高機能モデルほど使いこなせるか不安な人や「手っ取り早く使いこなすためのレシピやガイドが欲しい」という人にはNE-BS657がおすすめです。
NE-BS607とNE-BS657のどっちがおすすめか?
「私には結局、NE-BS607とNE-BS657のどっちがおすすめなの?」という疑問に答えるために以下の2点を解説します。
- NE-BS607がおすすめな方の特徴
- NE-BS657がおすすめな方の特徴
NE-BS607がおすすめな方の特徴
シンプルな操作性が好みだという人には、NE-BS607がおすすめです。NE-BS607ダイヤルとボタンを中心とした操作体系で、複雑なタッチパネル操作が苦手な方でも使いやすいです。また、「ビストログリル皿」による裏返し不要の調理や「かんたん見栄えごはん」メニューなど、ビストロシリーズの基本的な人気機能は備えています。
NE-BS657がおすすめな方の特徴
「スマホのような直感的な操作性」「料理の機会が多い」「忙しい中、時短レシピのレパートリーを増やしていきたい」という人にはNE-BS657がおすすめでしょう。
カラータッチ液晶を採用しており、スマートフォンのようにスムーズで直感的な操作が可能です。複雑なメニューも画面のガイダンスに従って簡単に設定できます。また、和食の定番メニューなど、より多くの自動調理メニューが搭載されており、様々な料理を手軽に楽しみたい方に最適です。さらに「蒸し物10分」など、忙しい日常に役立つ時短メニューが充実しています。
NE-BS607とNE-BS657で最適な方を選ぼう【まとめ】
NE-BS607とNE-BS657はどちらも優秀なスチームオーブンレンジですが、重視するポイントによってどちらがおすすめか変わります。
調理の仕上がりや多機能性、時短性を求めるならNE-BS657が向いており、パンづくりや焼き物をより本格的に楽しみたい方に最適です。また、液晶のバックライトもついているため、暗い場所や夜間での使用が多い方におすすめといえます。
一方で、操作のシンプルさや価格重視、基本性能で十分という方にはNE-BS607がぴったり。どちらを選んでもビストロならではの満足度は得られるため、使用方法と予算に合わせて選ぶことで、長く後悔しない買い物ができるでしょう。
なお、この記事では「SD-MDX4とSD-MDX102の違い」などについても解説しているので、合わせて読んでみてください。

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