パナソニックのホームベーカリーの人気モデルがビストロのNE-BS5CとNE-MS4Cです。
皆様の中には、
- NE-BS5CとNE-MS4Cの違いって何?
- NE-BS5CとNE-MS4Cの口コミ・レビューを知りたい!
- 私にはNE-BS5CとNE-MS4Cのどっちがおすすめなの?
といった疑問や悩みを抱えている方はいらっしゃるはず。
そこでこの記事では、パナソニックのNE-BS5CとNE-MS4Cのスペックや価格とコスパを徹底比較し、口コミ・レビューを交えながらどっちがおすすめのモデルかも解説します。
パナソニックのホームベーカリー「Bistro」とは?

パナソニックの「Bistro(ビストロ)」は、調理家電シリーズの中でもおいしさの追求を最優先に設計された商品です。
ビストロシリーズは「TASTE QUALITY・TECHNOLOGY・DESIGN」という3つの要素を核に開発されています。まず味を追求する姿勢が徹底しており、生食パンのように繊細な仕上がりが求められるメニューにも強いのが魅力です。さらに、独自の「3D匠ねり」や、室温と庫内温度を同時に判断する「Wセンシング発酵」など、調理科学に基づいたテクノロジーが搭載され、季節を問わず安定した焼き上がりを実現します。
また、使いやすさと見た目の美しさにもこだわっており、キッチンに自然と馴染む洗練されたデザイン性も評価されています。パンづくり初心者でも扱いやすく、熟練者はマニュアル機能でこだわりの生地を追求できるため、極めて高い人気を誇ります。毎日の食卓をより豊かにしたい方や、手軽に本格パンを楽しみたい方にぴったりなのがビストロです。
パナソニックのNE-BS5CとNE-MS4Cの主な仕様と違い
パナソニックのNE-BS5CとNE-MS4Cの主な仕様と違いについて以下の表にまとめました。
| 型番 | NE-BS5C | NE-MS4C |
| 価格 | ¥55,000 | ¥37,980 |
| 総庫内容量 | 26L | 26L |
| 庫内形状 | フラット | フラット |
| 開き方 | たて開き | たて開き |
| 操作部 | 光る文字液晶(バックライトあり) | グレー液晶(バックライトなし) |
| タイプ | オーブンレンジ | オーブンレンジ |
| 電源 | 100V・50Hz/60Hz | 100V・50Hz/60Hz |
| センサー | 赤外線センサー | 赤外線センサー |
| 消費電力(レンジ) | 1420W | 1420W |
| 最高出力 | 1000W | 1000W |
| 最高出力継続時間 | 約3分 | 約3分 |
| 加熱方式(グリル) | 大火力平面ヒーター | 遠赤Wヒーター |
| 両面グリル | 〇 | × |
| 消費電力(グリル) | 1350W | 1220W |
| ヒーター出力(グリル) | 1330W | 1200W |
| 加熱方式(オーブン) | 1段調理 上下ヒーターオーブン | 1段調理 上下ヒーターオーブン |
| オーブン段数 | 1段 | 1段 |
| 消費電力(オーブン) | 1350W | 1220W |
| ヒーター出力(オーブン) | 1330W | 1200W |
| 温度調節範囲(オーブン) | 80~250℃ | 100~250℃ |
| 取説掲載レシピ数 | 81 | 67 |
| 自動メニュー数 | 55 | 51 |
| 質量 | 14.7kg | 14.2kg |
| 省エネ法区分 | D | B |
| 年間消費電力量(レンジ部) | 56.9kWh/年 | 59.5kWh/年 |
| 年間消費電力量(オーブン部) | 13.5kWh/年 | 13.9kWh/年 |
| 付属品 | ヒートグリル皿、取扱説明書 | 角皿、取扱説明書 |
ここでは具体的に以下の7点について解説します。
- 価格の違い
- 操作部のバックライトの有無
- グリルの加熱方式/両面対応の有無の違い
- 消費電力の違い
- ヒーター出力の違い
- 取説掲載レシピ・自動メニュー数の違い
- 年間消費電力量の違い
価格の違い
NE-BS5CとNE-MS4Cはどちらも生産終了品のため、ネット通販で購入が可能です。価格.comの最安値ではNE-BS5Cは¥55,000、NE-MS4Cは¥37,980のため、NE-BS4Cの方が約17,000円安く手に入ります。
初期コストを抑えたい方や、調理頻度が少なめ、基本的なレンジ・オーブン機能があれば十分という家庭では、NE-MS4Cの方がおすすめでしょう。
特に焼き物や多機能性にこだわらず、毎日の簡単なあたためやオーブンでの調理が中心なら、NE-MS4Cの方がコストパフォーマンスに優れていると言えます。
操作部のバックライトの有無
NE-BS5CとNE-BS4Cの特徴的な違いの一つとして、バックライトの有無があります。NE-BS5Cは光る文字液晶のためバックライト付きになっており、NE-MS4Cはグレー液晶でバックライトはついていません。
キッチン周りが暗い、夜間の利用が多い、画面が見やすい方が良いなどを選ぶポイントとする場合はNE-BS5Cを選ぶと良いでしょう。
グリルの加熱方式/両面対応の有無の違い
NE-BS5CとNE-MS4Cの大きな違いは「グリルの加熱方式」と「両面対応の有無」です。NE-BS5Cは、グリルの加熱方式は大火力平面ヒーター、両面グリル対応となります。一方で、NE-MS4Cは、グリルの加熱方式は遠赤Wヒーター、両面グリル非対応です。加熱方式による主な違いは下記の通りとなります。
| 特徴 | 大火力平面ヒーター | 遠赤Wヒーター |
| 加熱源 | 平面状のヒーター | 上下一対の遠赤外線ヒーター |
| 加熱方式 | 広範囲を均一に加熱 | 中~高温に特化した遠赤外線加熱 |
| 主な利点 | お手入れがしやすい | 遠赤外線による本格的な加熱 |
NE-BS5C(大火力平面ヒーター)がおすすめな人
NE-BS5Cに搭載されている大火力平面ヒーターは下記の人におすすめです。
- 焼きムラの少ない調理をしたい人
- 本格的なオーブン料理を楽しみたい人
- 手入れのしやすさを重視する人
- 機能が豊富なモデルを選びたい人
NE-MS4C(遠赤Wヒーター)がおすすめな人
NE-MS4Cに搭載されている遠赤Wヒーターは下記の人におすすめです。
- 本格的なオーブン料理を楽しみたい人
- 焼きムラを抑えたい人
- 時短調理を重視する人
- 作り置きや一度に多くの量を調理する人
消費電力の違い
| 型番 | NE-BS5C | NE-MS4C |
| 消費電力(レンジ) | 1420W | 1420W |
| 消費電力(グリル) | 1350W | 1220W |
| 消費電力(オーブン) | 1350W | 1220W |
家電製品を選ぶうえで、消費電力は重要なポイントです。NE-BS5CとNE-MS4Cはレンジの消費電力は変わりませんが、グリル・オーブンでの消費電力はNE-MS4Cの方が抑えられます。消費電力を節約したい方はNE-MS4Cがおすすめです。
ヒーター出力の違い
| 型番 | NE-BS5C | NE-MS4C |
| ヒーター出力(グリル) | 1330W | 1200W |
| ヒーター出力(オーブン) | 1330W | 1200W |
NE-BS5CとNE-MS4CはグリルとオーブンのどちらもNE-BS5Cの方がヒーター出力が高いため、本格的な料理を作りたい人にはNE-BS5Cがおすすめといえます。
取説掲載レシピ・自動メニュー数の違い
レシピ数はNE-BS5Cが81、NE-MS4Cが67、自動メニュー数ではNE-BS5Cが55、NE-MS4Cが51と差があります。
NE-BS5Cは、最新の食材傾向や冷凍食品対応メニューが多く、忙しい家庭や料理初心者にも扱いやすい仕様です。自動調理に頼りたい方、自炊を時短したい方ほどNE-BS5Cがおすすめになります。
年間消費電力量の違い
| 型番 | NE-BS5C | NE-MS4C |
| 年間消費電力量(レンジ部) | 56.9kWh/年 | 59.5kWh/年 |
| 年間消費電力量(オーブン部) | 13.5kWh/年 | 13.9kWh/年 |
ヒーターの出力が高い一方で、省エネ技術としてはNE-MS4CよりもNE-BS5Cの方が優秀です。自炊の機会が多く、オーブンレンジを幅広く使用する場合は、省エネや節約を考えてNE-BS5Cがおすすめでしょう。
NE-BS5CとNE-MS4Cの口コミ・レビュー
NE-BS5CとNE-MS4Cの口コミ・レビューとして以下の2点の順で解説します。
- NE-BS5Cの口コミ・レビュー
- NE-MS4Cの口コミ・レビュー
NE-BS5Cの口コミ・レビュー
NE-BS5CはAmazonにて88件の口コミ・レビューがあり、星4.1の高評価を獲得しています。
口コミ①:デザインも良くてグッドな電子レンジ
使いやすくてサイズも丁度良くて気に入っている。
口コミ②:替えてよかった
赤外線センサーが良いのか、温めムラがない気がする。
しかも、以前使っていたものより早い。
ボタンがもう少し大きくても良い。
ちょっと予熱が遅いけど、バナナブレッドもサワードウブレッドもきれいに焼ける。口コミ③:満足
10年以上前のシャープ製品30Lオーブンレンジからの買い替え。
本製品、26Lですが容量は特に小さい感じもなく、温まるのも早くなったので満足です。今のところ価格以上の製品かと思います。
長期で使ってみて特筆した部分が見えたら星5です。
引用元:Amazon
NE-BS5CはAmazon評価★4.1と高評価で、口コミでは、温めムラの少なさやスチーム調理、パン・焼き物の完成度に満足する声が目立ちます。価格差はありますが、機能性・時短性を求めるならおすすめはNE-BS5Cです。
NE-MS4Cの口コミ・レビュー
NE-MS4CはAmazonにて88件の口コミ・レビューがあり、星4.1の高評価を獲得しています。
口コミ①:使いやすい
ボタン操作がシンプルで使いやすい
口コミ②:パナソニックで使いやすい
使いやすく気に入りました。
操作も慣れたら簡単です。口コミ③:とってもいいです!
10年ぶりに買ったオーブンレンジ。
引用元:Amazon
置くスペースに限りがあったので、本格的なオーブンは全部難しい感じでした。
お値段、できることを考え、形と色が気に入ってこの商品に。
まだオーブンで調理はしていませんが、温めがとても快適。
やっぱり新しいものはすごく良くなってるんだなぁと実感する商品でした。
NE-MS4Cの口コミを見ると、操作がわかりやすいという点が魅力と思えます。高機能モデルほど使いこなせるか不安な人や「毎日の温め・オーブン」で十分という人にNE-MS4Cがおすすめです。
NE-BS5CとNE-MS4Cのどっちがおすすめか?
「私には結局、NE-BS5CとNE-MS4Cのどっちがおすすめなの?」という疑問に答えるために以下の2点を解説します。
- NE-BS5Cがおすすめな方の特徴
- NE-MS4Cがおすすめな方の特徴
NE-BS5Cがおすすめな方の特徴
本格的に料理や調理の質にこだわりたい人には、NE-BS5Cが圧倒的におすすめです。NE-BS5Cは大火力平面ヒーター、両面グリルへの対応など、幅広い調理に対応する機能があります。また、高出力による時短効果も見込めるため、忙しい人にもおすすめです。
つまり、「料理の質や仕上がり」「調理の自由度」「パフォーマンスに対する省エネや電力の節約」を重視するなら、NE-BS5Cは買っても損しないでしょう。
NE-MS4Cがおすすめな方の特徴
「基本的なレンジ・オーブン機能で十分」「価格を抑えつつ、省エネは考慮したい」「デザインや操作性はシンプルな方が好み」という人にはNE-MS4Cがおすすめです。
価格.comの最安値ではNE-BS5Cは¥55,000、NE-MS4Cは¥37,980のため、NE-MS4Cの方が約17,000円安く手に入ります。
しかも、NE-MS4Cは機能を絞りつつ、レンジ出力やオーブン温度の幅も広く、低温加熱など調理の基礎には十分対応可能です。機能の複雑さや高価格を避けて、「毎日の温め」「簡単なオーブン料理」「手軽な調理」中心で使いたい人には、NE-MS4Cはコストパフォーマンスの面でおすすめと言えるでしょう。
NE-BS5CとNE-MS4Cで最適な方を選ぼう【まとめ】
NE-BS5CとNE-MS4Cはどちらも優秀なスチームオーブンレンジですが、重視するポイントによってどちらがおすすめか変わります。
調理の仕上がりや多機能性、時短性を求めるならNE-BS5Cが向いており、パンづくりや焼き物をより本格的に楽しみたい方に最適です。また、液晶のバックライトもついているため、暗い場所や夜間での使用が多い方におすすめといえます。
一方で、操作のシンプルさや価格重視、基本性能で十分という方にはNE-MS4Cがぴったり。どちらを選んでもビストロならではの満足度は得られるため、使用方法と予算に合わせて選ぶことで、長く後悔しない買い物ができるでしょう。
なお、この記事では「SD-MDX4とSD-MDX102の違い」などについても解説しているので、合わせて読んでみてください。


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